職人が描く円が
宝石を引き立てる
ここ数年、海外のジュエラーも扱いはじめている「エポキシ」。均一な色と艶感で、主役の宝石を一層引き立てる名脇役です。これは、古代エジプト時代から用いられていたエナメルの技法をベースにしたもの。しかし、エナメルはガラス質であったため、身につけて楽しむジュエリーには欠けのリスクがありました。「エポキシ」は、エナメルの技法に耐久性を持たせるべくアップデートされたもの。しかし、現代においても変わらないのが、人の手で仕上げるという点。職人が描いた約1ミリの円。その繊細な手仕事が、宝石の輝きをより印象的なものにしています。